すべては舞美様のために

めったに泣かないのに感動の涙を流してしまいました、アニメでw


誇り高きアイドルヲタと知識ばっかりのアニメオタクが同じ「オタク」としてくくられるのは不快という気持ちもあって、あんまりアニメには近づかないのだが、
食わず嫌いと思われるのもこれまた不快なので、かなり勧められればチェックしてみたりはする。
それでも国民的アニメのエヴァに失望し、所詮アニメなんて・・・そう思っていたのに、こんなにハマるアニメに出会えるとは。。


コードギアス。これが半年前くらいから注目しているアニメ。
教えてくれたのは高校時代の友人。東大生でイケメンでリア充の彼がすすめるアニメなので余程のもんだろうとチェックしてみた。
そしてあっけなくハマってしまった…(´・ω・`)

別に勧めるわけじゃないですが、もし気になった人はシーズン1の第1話から見ないと大変な損をすることになるので警告しておきますw


これまでにも何度か泣かされそうになってきたわけだが、鉄の女といえば萩原舞、鉄の男といえばそう俺←なので、グッとこらえてきた。
が、R2の第9話にはヤラレタ。反則すぎた。。
以下ネタバレしますので隠します




まず話のおおまかな説明から。
これは、日本がブリタニア帝国という国の植民地にされてるという話で、主人公は反ブリタニア武装勢力(テロリスト集団)のトップです。
(なのに主人公は日本人じゃなかったりそれには理由があったりと非常に奥の深いストーリーなんですが、ここでは必要なことだけ書きます。)


ここまでは、このテロリスト集団とそれに賛同する日本人たちが中華連邦に移住したという流れ。
第9話は、中華連邦の天子様*1(小さな女の子)がブリタニア皇子と政略結婚させられるというお話。これはブリタニアでの地位を欲しがった宦官*2によって仕組まれた結婚であり、天子様は人質としてブリタニアに送られて二度と帰ってくることはできません。
それでも実際に政治を動かしているのは宦官。天子様にはどうすることもできないのです。
そんなとき、一人の男が立ち上がりました。その名は星刻(シンク)。


昔、星刻は囚人を助けた罪で死刑にされるところを心の優しい天子様に助けられ、その恩をずっと感じていました。
その後、時は変わって今から6年前のこと、二人っきりでお話をする星刻と天子様。
城の外にある未知の世界を見てみたいという天子様に答えるように星刻が言う。
「いずれ、私が天子様を外にお連れいたしましょう。」
指きりげんまんをしながら親指をくっつけて、約束を交わす二人。


「外に行ってみたい」と願っていた天子様。その願いがこんな形で果たされることになるなんて…
もちろん星刻は天子様を助けたい。だがこの結婚を邪魔することはブリタニアを敵に回すということ。そんなことになれば中華連邦の人々を苦しめることになる・・・


そしてついに始まった婚姻の儀式。そこに星刻が突如現れる!
「おかしなものだ。飢えた民を救いたいと願いながらも、俺は天子様のことを考えている。。」
武装した宦官の手下たちを次々に斬っていく星刻。
「この行動が天子様のご意向に沿っているかはわからん。天子様は6年前のことなど覚えておられぬかもしれん。それでも! 私は命を救っていただいた代わりに、永続調和の契りを交わした。私は、心に誓って、天子様に、外の世界を!」


そのとき! 助けを求める天子様の声が!


「星刻!!!」


そこには、星刻と約束を交わしたときと同じように、親指と小指を立てながら手を振る天子様の姿が!
天子様は約束を覚えておられたのだ!!


「我が心に、迷い無し!!!」 ←ここで涙腺が決壊しますたw



とまぁこんな感じで。文字だけでは凄まじさが全く伝えられないのが残念です。
R2の第9話だけでも見る価値はあると思います。


で、何が言いたいかというと、


『星刻の姿にヲタを見た』


・・・・


まぁあれですな。
冷めたヲタはただのキモイ人。どうせヲタならもっと熱く!もっとキモく!!

サウイウモノニ ワタシハ ナリタイ(宮澤賢治自重w

*1:日本でいうところの天皇

*2:皇帝や後宮に使える者。家族が作れないため権力を託されることも多かった